草花文様紗袷訪問着

アザミや桔梗などの草花が古代紫の紗に透けて、とても素敵な紗袷せのお着物です。

紗袷とは、絽や紗の着物の上に紗の生地を合わせた着物のことです。

2枚の生地を合わせて仕立てるので、薄い生地と生地の間に空間ができ、通気性と保温性の両方を兼ね備えた着物です。

また、上の着物から下の着物の柄がゆらゆらと透けて見えるので、とても涼しげにおしゃれにお召しいただけます。

着る時期は一般的に6月9月の単衣と薄物の間と言われていますが、現在では気候の変化に合わせて柔軟に考えて、袷ではもう暑い5月に季節を先取りしたり、薄物の7、8月でも冷房の効いた場所であれば、お召しになっても構わないと思います。

紫色の紗に紋紗(捩り織)の紗袷

下の紋紗にはアザミや桔梗などの夏から秋にかけての草花が鮮やかに描かれています。

所々、葉っぱに金箔が施されています。その金箔は草花が描かれている側とは反対の裏側に貼られているので、紫色の紗によく映えます。

今回のコーディネートは格に拘らず、おしゃれ着物として敢えて麻のアンティーク名古屋帯を合わせてみました。

訪問着ですので、袋帯を合わせてパーティーに、夏の結婚式などのお呼ばれにぴったりです。

着物好きなら一枚は持っていたい逸品です。

価格 (税込)  

  • 着物   ¥121,000(ほぼ未使用、美品)
  • 帯     ¥ 10,780(アンティーク)
  • 帯揚げ  ¥ 6,600(新品)
  • 帯締め  ¥ 9,680(新品)

サイズ表

草花文様紗袷訪問着    素材:正絹

身丈(背)153㎝
63㎝
袖丈45㎝
前幅24㎝
後幅28㎝

あさみ柄名古屋帯  素材:麻

長さ350㎝
30㎝
※アンティーク商品であるためシミや汚れがあります。

この帯の詳しい画像は、こちらをご覧ください。

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